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節水型トイレ

企業名 商品名 洗浄水量(L)
アサヒ衛陶 エディシリーズ 大6 / 小5
ジャニス工業 スマートクリンⅢ 大4.5 / 小4.0
TOTO ネオレストAH・RH 大3.8 / 小3.3 / ECO小3.0
パナソニック アラウーノL150シリーズ 大4.8 / 小3.6
LIXIL サティス 大5 / 小3.8

節湯水栓・節水水栓について

1. 住宅の省エネで水栓を考慮する目的と関連法規

住宅におけるエネルギー消費の多くを給湯エネルギーが占めています。
節湯水栓で無駄な湯水を削減しましょう。

住宅・建築物分野のより一層の省エネが求められる中、「エネルギーの使用の合理化に関する法律(以下 、省エネ法という)」においては、特定住宅における省エネ性能の向上を誘導する施策(住宅事業建築主の判断の基準の設定)などが実施されてきましたが、さらなる地球温暖化対策の推進のため、新しい省エネルギー基準である「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準(以下、住宅・建築物の省エネ基準という)」が定められました。この基準は一次エネルギー消費量を指標として建物全体のエネルギー消費量を総合的に評価する基準です。住宅における一次エネルギー消費量のうち、その多くを給湯設備の一次エネルギー消費量が占めていることから、給湯の負荷を低減することは住宅の省エネ性能の向上に大きく寄与します。

給湯設備の一次エネルギー消費量

2. 節湯水栓の定義

シングル湯水混合水栓、ミキシング湯水混合水栓、サーモスタット湯水混合水栓のいずれかであり、下表の定義を満たしているものが対象です。新しい省エネルギー基準「住宅・建築物の省エネ基準」と「住宅事業建築主の判断の基準」とでは、対象となる節湯種類及びその定義が異なります。

節湯水栓の定義

3. 節水水栓の定義

「都市の低炭素化の促進に関する法律(以下 、エコまち法という) 」に基づき規定された「建築物に係るエネルギーの使用の合理化の一層の促進その他の建築物の低炭素化の促進のために誘導すべき基準(以下、低炭素建築物認定基準という)」の「節水に資する水栓」に該当する水栓で、財団法人日本環境協会のエコマーク認定した水栓、または同等以上の節水性能を有する水栓が対象です。

低炭素建築物認定基準
「節水に資する水栓」に該当する水栓
① 以下に掲げる水栓のうち、財団法人日本環境協会のエコマーク認定を取得したもの ② ①と同等以上の節水性能を有するものとして、以下に掲げる水栓※
  • 節水コマ内蔵水栓
  • 定流量弁内蔵水栓
  • 泡沫機能付水栓
  • 湯水混合水栓(サーモスタット式)
  • 湯水混合水栓(シングルレバー式)
  • 時間止め水栓
  • 定量止め水栓
  • 自閉水栓
  • 自動水栓(自己発電機構付,AC100V タイプ)
  • 手元一時止水機構付シャワーヘッド組込水栓
イ) 節水コマ内蔵水栓
ロ) 流量制御部品内蔵水栓
ハ) 小流量吐水水栓
ニ) サーモスタット湯水混合水栓
ホ) シングル湯水混合水栓
へ) 時間止め水栓
ト) 定量止め水栓
チ) 自閉式水栓
リ) 自動水栓
ヌ) 手元止水機構付水栓

4. 節湯水栓・節水水栓の例

節湯水栓・節水水栓の例

※節湯水栓・節水水栓の詳細については、(社)日本バルブ工業会のホームページをご覧ください。

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